目透かし天井を貼り替え

 近頃は新築でも和室が少ないので、組んだ廻り縁に目透かし天井や竿縁天井を貼る機会もウンと少なくなっているのではないでしょうか?
 建材屋さんが扱う目透かし天井も昔とは規格サイズが変わっていたり、貼り方が変わっていたりするので、同じ幅だと思って注文すると、寸法足らずになってしまったり、貼り方でも建材の仕様が変わっているので、最後の貼り終いで行き詰ってしまわないよう注意しつつ貼っていきます。

和室/座敷(上下)

比較的きれいなのですが、板自体が焼けて色落ちして白っぽく右にシミが浮いているのが気になる
天井を捲った所です。天井裏の状態はとてもキレイです。解体していても塵は少なかったように思います
下地の桟の状態も良かったので、吊り木の補強と高さ調整だけして貼っていくことができました。
断熱材も復旧して貼り終わり

廊下/縁側

昔、雨漏りがあった。ということで、そのシミがずっと気になっていた。と話されれていました。
廊下は幅が90㎝切れるので建材の注文時に余りを極力出さないように計算します。

今回の目透かし天井材

こちらのお宅に元々貼ってあった天井板の巾が445㎜だったのに対して
 建材カタログを見ると新しく貼る天井板は440㎜(関東間)と470㎜(関西間)でした。440㎜を選択すると、最大40㎜幅が足らなくなって天井廻り縁(壁と天井の境にある化粧桟)から外れてしまうほどギリギリになるので、当たり前のように従来通りで注文していたら大変なことになっていました。
 何度もお邪魔して採寸させてもらってよかったです。

 昔の目透かし天井材と違って、羽目板状に実(さね)が透かし目地になっています。
 以前は透かし目地板だけ別だったので、最後の貼り終いはコツが必要ですね。

板金がめくれる原因

板金がめくれる原因は強風だけとは限らない

 福井はいまのところ台風の直撃をまぬがれていますが2~3年前にはたて続けに大きな台風が福井県の東側を通過したことがことがありました。

 その時に多かったのは、屋根や壁の板金が捲れてしまうという事案でした。
 確かに強風が吹くことで板金を捲る直接的なきっかけとはなりますが、長い時間をかけて間接的な原因を作っている場合があります。
 その場合、強風でなくても積雪とか、壁の板金ですと壁の中の土壁が落ちる衝撃でも捲れることがあります。

その間接的な原因とは何なのか?を思いつく範囲でお伝えしたいと思います。

木下地の劣化

 ↓画像の通り板金自体が錆びているわけでもないのですが、下地の木材が黒く際づいて、ともすると腐ってボロボロになってしまっていることがあります。

 これは主に横から雨が吹き込むことが原因と思われるのですが、他にも板金の裏側にできる結露や、ネジ止めした箇所からの漏水等の可能性もあります。

留めた釘が浮きあがる現象

次に長い時間をかけてジワジワと板金を留めた釘が浮いてくることが捲れる原因の一つになると考えています。

これは下地が乾燥したり、建物の振動が原因だったりします。

対策と修理

 何事もそうですが、原因を捉えず表面だけを貼り替えたり、そのまま新しい物を被せる「カバー工法」で貼ったりしても、捲れる対策をしたことにはなりません。やはり根本的な原因を直してから、さらに同じように下地の劣化が起こらないような修繕をする必要があると思います。

 見た目は同じに見えるのですが、下地を取り替えたものとそうでないものとでは、当然その後の耐用年数に差が出るのは自明ですね。

 こういったことは大半が解体してから分かり、工事金額や工程に追加の影響を来たすものではありますが、それをお客様に相談や説明をしてどう判断されるか?は別として、ちゃんと現状をお伝えし対策方法を示す事は大切な事だと思っております。

 

プロジェクションマッピング

南条サービスエリアに出来た道の駅

”南えちぜん山海里”

その道の駅で開催されているプロジェクションマッピングを見に行ってきました。 開催期間は11月23日までとなっていたのですが…

〖 第2弾 ウィンターナイトイベント〗

新たにイベントが11月19日から開始していました

さんかいりパーク入り口には、ハートのライトアップがされており、フォトスポットになっております。

15分間のプロジェクションマッピング
子供達は遊具に夢中☆
パーク内のイルミネーションも色が変わって綺麗でした。

12月26日までのイベントとなっていますので、お近くにお寄りの際は是非足を伸ばして見て下さい!

ブログの投稿開始

はじまして。

マルセイ住宅産業の事務担当をしております和恵と申します。

この度ホームページのブログの投稿を始めさせて頂きます

皆様に、気軽にお読み頂ける様に投稿して行きますので、温かく見守って頂ければと思っております。

よろしくお願いします☆