暖かくなるとシロアリも活動
近ごろ寒暖差が激しくなる中、桜の開花も過ぎて本格的な春を迎えようとしています。
晴れると気温も上がりぽかぽかと気持ちがいいです。
しかし、木造住宅の天敵である”シロアリ”も活動的になり、繁殖を始めようとする時期です。
もうしばらくすると羽蟻が大量に舞い、シロアリの大移動があるかもしれません。
ご自分の家の周囲。
特に水回りの外壁や基礎まわりをご確認いただき、黒っぽい羽根蟻の本体やその羽根だけの塊がないか注意してみてください。
閲覧注意!シロアリ


近年は気温の上昇と豪雨や台風で床下の湿度が高くジメジメしていることが多いのか?
床板や畳、床組みがシロアリ被害に遭うことが多いような気がしています。
シロアリは紫外線(太陽の光)に弱く、暗くジメジメした木の有る所が好きです。
上の画像のように、地中から土台までどうにか移動したい時は蟻道を作って、そのトンネルの中を通って土台(木)に到達します。
シロアリ被害

シロアリの侵食は場所を選びません。
大好きな樹種の木を求めてひたすら移動しながら食い尽くします。
画像は床下の根太と大引です。
どちらも松が使われており、松が大好きなシロアリは、杉の縁板には目もくれずひたすら大引と根太をボロボロになるまで食い尽くした状況です。
こうなると床下の床組みから取り替えないと床が持ちません。
シロアリ駆除は床下全部
一室の床の一部にシロアリ被害が見られたら、調査はもちろんですが、できれば思い切って家全体の床下を駆除することをお勧めします。
なぜならシロアリも生き物ですから、考え対策してきます。つまり逃げ惑います。それは凄い勢いで逃げるので、一室の床下だけに薬剤を撒いたところで一部のシロアリの犠牲はあるかもしれませんが、あっと言う間にその部屋からは移動して、地中に潜ってしまうか?別の部屋に移動し、またそこで繁殖します。
なので極力家の床下全体を対象に駆除を考えてみてください。
シロアリか?どうか?の判断
マルセイはシロアリ被害の判断が得意ですので、遠慮なくご相談ください。