雨蛙

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回っております。

玄関先で久しぶりに雨蛙を発見し

物珍しさに写真を撮りました📷✨

よーく観察してみると……

5匹も雨蛙がおり、

悲鳴をあげるところでした

ブロック塀から木塀へ

背の高いブロック塀。危険かも・・・

ぱっと見、どれがブロック塀か?分かりにくいですね。
木組みの垂木に透明の屋根(ポリカー波板)が乗っているのがブロック塀です。

最初お聞きした時は、
「何がどこが危険なんですか」と不思議でした

しかし、今までの補修の経緯や、よくよく状態を検証していくと、「滅多なことはないけど、そう何年も放置できないくらいの危険は考えられる」と判断いたしました。

高さ2mものブロック塀が倒れてきている

上の全体写真の右下を大きくすると、この写真のように基礎にクラックが入り壁も分かれているのが分かります。

これ、写真に撮れてませんが上の方では4センチほど壁が離れていていました。
雨水が入るといけないということでコーキングをしてもらったそうです。

確かにそれだけ隙間があるとどんどん雨水は侵入する事でしょう。

どうしてこうなるのか?の検証

この塀の中は1帖分の坪庭(白玉砂利と植物)になっていまて、新築当初は坪庭の予定はなく、急遽つくることになったそうです。

先ず1点は、内部の水色のラインくらいの高さまで土が盛ってあった。という点で内側からの土圧が塀を押すのでは?

次に、画像では分かりませんがこのお宅の敷地が高いうえにすぐ横を用水が通っている。という点で地盤が少し下がった=倒れるのでは?

あとは単純に2mもある高いブロック塀。という点で重さで下がる=倒れるのでは?

と、いろんな憶測ではありますが、
だんだん悪くなっていることを考慮すると、
やはりできる時に解体した方がいいのかな?という判断でした。

壊してみたら、懸念していた問題が・・・

他にももっといろんな不安材料がありましたが、ともかく壊してみないと解決の糸口も見つからないので。

「一番怖い、大変そうなものだけ壊してしまいましょう!そうすれば少なくとも隣近所に迷惑がかかる心配はなくなる」というのでブロック塀の解体をしました。

ベニヤで養生してあるのは大きめの窓サッシがあるためです。

壁下地の腐食が判明

この坪庭だった奥は浴室になっていて坪庭と湯舟を大きな窓サッシで仕切っている。
小洒落たプランです。

ただ、窓の下まで土や砂利を盛ってあり、屋内側は湯舟なので、中は結露外は浸水でいつも濡れた状態だったのが、長年気が付かなかったのではないでしょうか?
ふつう、気づきませんよね(-_-;)

ただ、浴室はモルタル+タイル仕上げの浴室なので、せめて窓下まではブロック(外が坪庭でなかったとしても)だと良かったですが・・・。

改良リフォーム

窓下のボロボロを撤去したら木の下地はほぼ無くなってしまったので、ジャッキで補助をしながら根継ぎや窓下の下地を仕替え、後からメンテナンスしやすいように、窯業系のサイディング(釘打ち用)を貼りました。

軽い【木塀】にしました。

基礎の部分を見ていただくと、左官屋さんがモルタルで高さを調整しています。

1mの間で、奥で0(ゼロ)㎜、手前で15㎜。
下がっていたのです。

高さ方向で2mとして換算すると、2mですから15㎜×2倍で30㎜です。
4センチほど隙間ができていたのも納得です。

木塀の完成

昔ながらの懐かしいタイプの木塀にしました。

中は同じように白の玉砂利ですから、和風の木塀もしっくりくるのではないでしょうか。

これで風通しも良くなります。

近い将来、タイルのお風呂からユニットバスに替える時も見据えて、木板を外して解体後の浴槽や瓦礫を排出するにも楽なように算段したナベビスです。

将来を見据えて木板をビス止めに

この木板を留めるのは真鍮釘じゃなくステンレスのナベビスにしました。

近い将来、タイルのお風呂からユニットバスにリフォームする時、木板を外して解体後の浴槽や瓦礫を排出するにも楽なように。

または、出入りできるよう裏木戸を付けたい。ということもあるかもしれない。

という将来を見据えての選択でした。