火災保険を活用した修理修繕

災害で家屋が被害にあったら・・・

平成29年の台風21号による被害が多数あった時に、火災保険の事を知らない。または使うことをためらうお客様が意外と多かったのには少し驚かされました。
「保険証券?あるかなそんなもん」
「あれは火災しか使えんのやろ?」
「いや~。知り合いの火災保険に入ってて業績に響かないかな。。。」
このような反応だったのです。

もちろん無理にとは言いませんが、誰がどこから見ても被災されているわけですから、建築に携わる者としては「マルセイさん。あれ、火災保険使えたが!知ってたんなら何で教えてくれんかったん?」と、後から言われるのも嫌なのでそういったご提案もしておかないわけにはいかないのです。

火災だけじゃない補償

火災保険は今や住宅ローンを設定される時点で加入を進められます。ローン返済中に被災に遭われると場合によっては二重の負担になることを避けるための対応かと思われます。

補償内容は・・・というと

こちらは一例として『損保ジャパン日本興亜~THEすまいの保険』より抜粋させていただきました。保険会社により補償や細かい制約等は違うと思いますので、ご加入されている保険会社の保険証券やHPでご確認いただくと良いと思います。

これを見ると火災の他に、落雷、風・雹・雪際災、水災害、爆発、盗難による損傷等が表記されています。尚、家財(貴重品・家電等)は別の保険が設定されています。家財保険だけ加入されている人もいらっしゃいます。

ですから、風や雪で家屋が傷んでしまった場合は、問い合わせをされても一向に問題無いと思いますよ。

火災保険の補償をご利用の際

補償内容の確認はもちろん、①被害状況を記録した写真と②工事見積り書は必須になると思われます。
保険会社によって保証額や審査過程が異なるので都度確認は必要ですが、マルセイ住宅産業では①被害状況報告書や②工事見積り書を作成いたします。

天災の場合は一度に被害がでますので、ご連絡いただいた順番で対応させていただくか、人命・生活に関わる方をなるべく優先させていただくようにさせていただく場合がございます。あらかじめご了承お願いいたします。