床リフォームのタイミング
床リフォームを検討するきっかけで多いのは、以下5点。
① 床板が劣化
② 床下構造材(根太・大引・床束)が劣化
③ シロアリ被害
④ バリアフリー化
⑤ 模様替え
特殊なケースとしては「土壌の沈下」ということがありました。いずれにしてもそれぞれに対策方法は違い、工期や工事金額に大きく違いが出るので、下見の段階でしっかりと原因を突き止めるべきです。
原因を突き止めるには判断基準があります。
床リフォームのコツ
床のリフォームをするにあたって、同時にご検討いただきたいこと、以下5点。
① 床断熱や床暖房
② 敷居の埋め込み(バリアフリー)
③ 床下点検口か床下収納の設置
④ シロアリ駆除・床下通気
⑤ 床レベルの調整
せっかく部屋の家具等をどかして床をめくるなり埃の出る工事をするのですから、ついでに出来ることがあれば、やっておいた方が効率的・経済的のように思います。
床板をめくらず既存の床の上から新しい床材を貼るにしても、部分的に旧床材をめくるなどして床下の状態を確認するようにしましょう。過去にもそれで排水管が割れて排水が漏れているのを発見したことがありました。
床仕上げ材について
お客様のご意向や状況によって、「無垢の杢床を貼りたい」「色柄のバリエーション」「掃除がしやすい方が良い」「防水性の高いもの」「傷が付かないもの」いろいろ優先順位があると思います。
それぞれにメリットがあればデメリットもあります。そこをご理解いただいた上で商品を選んでいただくようお勧めしております。