新築計画

基準

新築(リフォームも同じですが)の計画を立てる過程では幾度となく選択や決断をしなくてはならない場面がございます。
近ごろは、その際の判断基準を我が家族ではなく他人目線で考える方が多いように思います。

不特定多数の他人様を判断基準にしてしまうと、我が家族以外の全てが判断材料となり決断が出来なくなってしまいます。

勿論誰が見てもおかしいようなことがあってはならないですが、ご家族がずっと住む家ですから、「ご家族が使いやすいよう気に入るよう」を判断基準にされると迷い地獄から解き放たれると思います。

近い将来

計画をする上ではご家族の近い将来を設定することも大事です。
近い将来、ご家族が何人になっていてお子様がある程度大きくなったら。。。
定年を迎えたらこんな趣味をしたい。。。
車は何台必要になるだろう。。。

将来のことなど誰も分かりませんが、ある程度ご家族と話し合ってみんなで決めた事は、後々になってトラブルは少なくなると思います。
マルセイ住宅産業でもできる限りの予測とご提案はさせていただきます。

ランニングコスト

良く耳にすると思いますが、これは住み始めてから住宅にかかる費用のことです。固定資産税や光熱費・メンテナンス費・そして最終的に家を解体するまでの費用です。

逆に住み始めるまでにかかる費用をイニシャルコストといいます。土地代・設計費・建築費・ライフライン契約・取得税等の初期費用ことです。
建築計画をする上で多くの方が気にするのはこのイニシャルコストの方ではないでしょうか?(最近はそうでもないですかね。。。)

(有)マルセイ住宅産業はお客様にランニングコストを気にしてほしいと思っています。それは、建てて終わりではなく末永くお付き合いをしたいから。
そのランニングコストを左右することをこのホームページにしっかり詰め込みたいと思っております。

環境

今、世界では環境破壊が進み地球温暖化を抑制しようと各国が協力して地球環境の再生に取り組んでいます。日本も例外ではなく、子供たちの未来のためにクリーンな環境を残そうと努力しています。

一時期日本は、お箸を使う国だから割り箸作るのに森林を伐採しまくって世界の環境を破壊しているような声があがっていましたが、それは逆で、成長しきった老木をいくら大事に保存していても逆効果だそうです。それよりも老木を使い若い木を育てることで酸素の排出量が増えるそうです。ですから木造で家を建てることは環境破壊につながりません。

ただ、住宅にはいろんな建材が使われていますから最終的には無害に思えても、その製造過程が有害であったり、廃棄処分する時に有害であったりします。特に処分時に有害なものを使うということは、処分費が高額になり先のランニングコストを引き上げる要因にもなりかねません。

よって環境にやさしい建築材料を計画事項に取り入れることもおすすめします。

外構工事

新築を計画される際はできるだけ外構プランも一緒に計画を立てることをお勧めします。

これは単に二度手間を減らすためです。

車を止める場所や植栽をしたい場所、テラス、アプローチ、塀を設置したい場合、家が完成してからまた土を掘り起こしたり、せっかく入れた土や砂利が汚れてしまったりと不経済な面もございますので、どうせ後から掘るなら何もない時に(建築するのに影響の出ない程度ですが)掘っておいた方が良い事や、砂利や土を入れるにしても、後の外構計画の邪魔にならないような配慮ができるためです。