当たり前だと思っていたこと?

かれこれ建築の世界に浸っていると

ちょっとした専門的な技術や知識が

当たり前になってしまっていることに気が付く時があります。

ビス穴がバカになった丁番

「トイレの壁収納(ペーパー収納)の扉の兆番が外れるから見てほしい。
娘が何度か頑張ってネジを締め付けるんだけど、ネジ穴がバカになっててネジがすぐ抜けてしまう」

ということでした。

何度も自分で留め付けにチャレンジしたけれども失敗したようです。

知ってて当然と思ってた

これを解決するのはとても簡単なんです

恐らく建築に携わる人なら当然知っているべき解決方法なんですよ。

普通の割りばしの先端を画像のようにカッターか何かで尖らせ、先端にボンドを付けてネジ穴に突っ込み、金づちで叩き込んで、わくのツラできれいに切り、枠とフラットにします。ビス穴一個に対し1~2分で、できちゃいます。

この『埋め木をする』ということが、私には当たり前のことでも一般の方には思いも付かないことだったかもしれない。

知ってるか?知らないか?の違い

専門的な知識があれば一発で治せるものも

それがないと延々と失敗を繰り返し続けてしまいます。

それはプロの世界では重要なことだと思います。

こういった知識や技術や感性が盛り沢山に詰め込まれているのがモノづくりだと思います。