空き巣が越前市内でも増えてるらしい

サッシガラス屋さん情報によると・・・

近頃世間を騒がせている「○○強盗」ですが、ここ2日程で越前市内でもガラスを破って屋内に侵入し荒らす空き巣事件が複数あったそうです。
しかも白昼堂々とお昼前だそうです。

実際に被害のあったガラスの割れ替えに行った職人さんが言うのだから間違いないと思っているのですが、被害にあわれた方のことを思うと、あまり「被害・被害」と書き散らすのも申し訳ないことです。

ただ、実際に身近に起こっているということだけは知っておくべきかと思いますね。
そして被害が広がらないよう皆で注意する。注意しあうことが大事かもしれません。

ちなみに私、町内の自警隊の隊長してまして、稀に「チリーン、チリーン」と鐘を鳴らしながら町内周ることがあります。

まさに「警鐘を鳴らし」て歩くわけですが、こういった歩行者がいるというだけでも少しは防犯になっているかもしれないですね。

住まいの防犯はどうしたものか?

たしかに昔は、ちょっとお出かけくらいなら鍵をかけずに家を離れていましたけどね。
最近はやはり安心できなくなってしまいました。

住まいでできることと言えば、もちろん用心してまめに鍵をかけるとか、電話の対応をマニュアル化しておく等の努力は必要ですが、限界がありますので、住宅設備や建材等で防犯の補助することも一つかと思います。

  1. 庭に音の鳴る砂利を敷く
  2. 防犯カメラを設置し、防犯カメラがあることをステッカー等で知らせる
  3. 人感センサーで光や音を出す設備を張り巡らせる
  4. 玄関のカギを暗証番号キーやカードキー、認証キーにする
  5. 玄関のチャイムをモニター付きテレビドアホンにする
  6. 窓を強化防犯ガラスにしたり、サッシを2重ロックにする
  7. 防犯ブザーや緊急連絡を設ける、電話の録音機能設定をする

ザックリな仕分けで挙げるとこんな感じと思います。多分まだまだいっぱいあると思いますし、細かく挙げればきりがないかもしれません。

ただ、多くの防犯製品が謳っていると思いますが、
その設備・商品を使うことで絶対強盗が入らない、入れないということ保証するものでは物ではないことをご承知の上で対策をするべきだと思います。

ぜひご注意いただき、まずはご家族の命の安全を優先して対策したいものです。

2023年 元旦 

新年明けましておめでとうございます。

(有)マルセイ住宅産業 
森谷祐一郎です。

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。

 今日から2022年寅年が去り、2023年兎年が始まります。

 私的には『世界的にも社会的にも個人的にも大きな動きのあった2022年』との印象で、自分自身が2023年に向けてどう変化するべきかを考察するような年だったように感じます。

 そして迎えた2023年となるわけですが、昨年得たものを実行にうつし、あらためて『安心便利な対応と喜んでもらえる空間づくり、ものづくり』を心がけ、仲間の企業さんや職人さん達と共に『住まいの未来』を盛り上げていきたいと思っております。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

初冠雪

週末に掛けて寒波到来

越前市では、昨日朝から雪が舞い始めてきて、昼からは吹雪となりました。

夜中には、除雪車が動き出しました❄

雪掻き途中

車を運転する前に、雪掻きという作業が増えました☃️

今週末も寒波が来る予報になっております。大雪にならない事を祈ります

福井県大雨災害 2022年8月

お見舞い

かなり遅くなってしまいましたが、8月4日からの豪雨被害に遭われた方におかれましては心よりお見舞い申し上げます。

これは8月5日朝出勤前の日野川。橋は日野大橋でその奥が南条方面のアングルです。

当時、豪雨の中現場(不老町)でラジオのニュースから県内各地での被害が報告されていましたが、ここまで被害があるとは存じ上げず、とある建設会社様から出動要請があり、その下見に向かってはじめて実情を知り、ビックリしました。

人の背丈は軽く超えるくらいの水位の線が民家の外壁にクッキリと残っていました。
つまり1階はもう生活ができない状態。
とても恐ろしい思いをされただろう事が推し量れます。

ボランティアの方々により1階の床は捲られ、ヘドロが取り除かれ、石灰?(消毒)がされた状態

私が伺ったお宅は。。。というか、周りのお宅もほとんどが床上浸水で、一階は画像のような状態でした。2階から階段を降りてくると、一階の床が無くとても危険な状態。。。

にもかかわらず、私の様な訪問者が。。。その節はほんとすいませんでした。

あまり画像は載せれませんが、このあと一階の主要な部屋への行き来ができるように仮床まで貼らせていただきました。

大引きはそのまま利用
根太・断熱・下地合板


大切な物が無くなったり使えなくなったりして、とても大変ですが、お体を大事にできるだけ周りに応援を要請して心も体も健康で、出来るだけ早く復興をしていただきたいと願っております。

シロアリの活動時期

暖かくなるとシロアリも活動

近ごろ寒暖差が激しくなる中、桜の開花も過ぎて本格的な春を迎えようとしています。

晴れると気温も上がりぽかぽかと気持ちがいいです。

しかし、木造住宅の天敵である”シロアリ”も活動的になり、繁殖を始めようとする時期です。
もうしばらくすると羽蟻が大量に舞い、シロアリの大移動があるかもしれません。

ご自分の家の周囲。
特に水回りの外壁や基礎まわりをご確認いただき、黒っぽい羽根蟻の本体やその羽根だけの塊がないか注意してみてください。

閲覧注意!シロアリ

床下の土壌から通気口のフチを土で作ったトンネル(蟻道)を通って土台へ行き来している。
蟻道を崩してみると実際にシロアリがゾロゾロと行き来していた

近年は気温の上昇と豪雨や台風で床下の湿度が高くジメジメしていることが多いのか?
床板や畳、床組みがシロアリ被害に遭うことが多いような気がしています。

シロアリは紫外線(太陽の光)に弱く、暗くジメジメした木の有る所が好きです。
上の画像のように、地中から土台までどうにか移動したい時は蟻道を作って、そのトンネルの中を通って土台(木)に到達します。

シロアリ被害

シロアリの侵食は場所を選びません。

大好きな樹種の木を求めてひたすら移動しながら食い尽くします。

画像は床下の根太と大引です。
どちらも松が使われており、松が大好きなシロアリは、杉の縁板には目もくれずひたすら大引と根太をボロボロになるまで食い尽くした状況です。

こうなると床下の床組みから取り替えないと床が持ちません。

シロアリ駆除は床下全部

一室の床の一部にシロアリ被害が見られたら、調査はもちろんですが、できれば思い切って家全体の床下を駆除することをお勧めします。

なぜならシロアリも生き物ですから、考え対策してきます。つまり逃げ惑います。それは凄い勢いで逃げるので、一室の床下だけに薬剤を撒いたところで一部のシロアリの犠牲はあるかもしれませんが、あっと言う間にその部屋からは移動して、地中に潜ってしまうか?別の部屋に移動し、またそこで繁殖します。

なので極力家の床下全体を対象に駆除を考えてみてください。

シロアリか?どうか?の判断

マルセイはシロアリ被害の判断が得意ですので、遠慮なくご相談ください。

家の中が明るくなる

照明器具をLEDに交換

壬虎(みずのえ・とら)は「社会が生まれ変わり、新たなスタート」の年と言われている。

みたいです(受け売り)

なので心機一転、リフレッシュの意味も兼ねて「照明器具のLED化」をすることで、家の中を明るくされてみるのも良いかもしれません。

器具取替えのご用命をいただき、器具が全て揃ったので先日取替えに伺いました。

きっかけは脱衣室の天井シーリング(リング式蛍光灯)の不調でした。

接続部分の接触が悪く、「脚立でその接触部分をグリグリ動かすと点く。」とお客様は言われていましたが、火災の原因にもなるので交換を希望されました。

交換したい場所が他にも複数カ所あり、お見積り→注文を受け、製品が届くまでの数日間が脱衣室の使用に支障をきたすので、とりあえずは仮の裸電球(LED)を付けました。

照明がすごく明るいです。
直視すると若干目が痛いくらいです。
直径はたかだか12cmくらいの器具ですが、LEDはすごく明るいです。
また、カタログの切り抜き画像のとおり「昼白色」「温白色」「電球色」で明かりの色合いや演色性が違ってくるのはご存知かと思います。
これを使い分けて細かい作業をする部屋やあたたかい雰囲気の部屋、ぼんやりと雰囲気のある部屋を演出することができます。

また、天井付けシーリングタイプの照明器具はほとんどがリモコン操作となっており、電源のONOFFはもちろん、色の選択、明るさの選択ができるようになっています。

H様の2022年が家の中から明るいエネルギーが涌いて、良いスタートの年となりますように。

パソコンのメンテナンス

パソコンの不調を早目に相談

昨年の12月の中頃だったでしょうか?
パソコンを立ち上げようと電源を入れたら

真っ暗なモニターの下部に  fixing(c:)stage1  〇〇% ~~~
という表示が出てきて待てど暮らせどスタート画面にならなくて


しょうがないので他の事を3時間ほどやって帰ってくると
ちゃんと立ち上がってました。

でもこのようなことがまた起きると嫌なので知り合いの方に不具合を相談すると

「HDDというパソコンの中の頭脳が何かの原因で劣化したのかもしれない。」
「HDDを取り出してもっと処理スピードの高いSSDというディスクに替えられる」

ということでした。さらに

「早目に直しておかないと、次同じような症状がでても3時間やそこらで立ち上がるか
分からないですよ。」とアドバイスをしてくれたのでディスクの取替えをお願いしました。

データのお引越し

パソコン本体とSSDをつなぐ
まず元のディスクのデータを交換するSSDにコピー
データの引っ越し
データを引っ越し中??

私はあまりこういうのに長けてないので
横から見ていただけなのですが、SSDを専用のケーブルでパソコン本体につないで、本体HDDのデータをそっくりそのままコピーするそうです。

直接有線でデータを移すのでどこかに情報が洩れる心配もありません。とのこと

新しい頭脳(ディスク)の移植

取り出されたハードディスク

彼は普段は全く別の仕事をしているのですが、こういった方面にも強いのは羨ましいです。

本体を分解して古いディスクを取り出しました。

引っ越しが完了

画像はパソコン本体の中にあった古いハードディスク(HDD)です。

今後もスムーズに動いて長生きしてほしいと願うばかりです。

こういった精密機械は、ちょっとしたことで不具合を起こします。
住宅の設備も一緒です。
けれども近頃の家電・設備は高機能すぎて、不具合が起こると修理に買い替えるほどの料金がかかり、結局買い替えをすすめられることがほとんどです。
「仕方がないのかな。。。」と思う反面、「せっかくメーカーのを買ったのに。。。」という残念な気持ちになる時もあります。(特に数年で壊れると)

これだけ技術が発達しているのですから、そろそろ簡単に部品交換ができて長くつかえる住宅家電・設備が出てきてもらいたいものです。

その点、住宅はリフォームすることができるので良いですね。

耐震診断士講習会に行ってきました

 今日は朝から「福井県木造住宅耐震診断士養成講習会」に参加し、丸一日学んできました。
 最近各地で大きめの地震がたて続けに起きていますから、私も特に気合を入れて聴講してきました。

福井県木造住宅耐震診断士養成講習会
福井県建築士事務所協会様主催の「木造住宅耐震診断士養成講習会」は福井県中小企業産業大学校で開催されました。
約70名くらいの参加だったそうです。
耐震診断士養成講習会テキスト
 今回の講習に使う教材は、以前受けた時の物でいい。ということでしたので、過去の教材を探すのですが出てこないので全て買い直した途端、過去の教材が出てきまして、「探し物ってこういうものだな。。。」と感じました。

進化し続けている耐震診断

 このテキストのはじめに、耐震診断法のこれまでの経緯が記されていたので抜粋します。

 「本診断法のもとになるものが最初に作られたのは、昭和54年(1979)である。(中略)その後、日本海中部地震(昭和58年)の被害をきっかけとして昭和60年に改訂版が出された。しかしその後10年間はほとんど使われずにいたが、平成7年兵庫県南部地震(阪神淡路大震災、1995)の被害をきっかけとして一変した。この木造住宅の診断法が広く知られるようになり、同時に使われるようになった。その結果として内容の不備や改善点も指摘されるようになり、再度改訂版が出されたのが2004年版、そして現在の2012年版へ。」

 といった耐震診断法が社会に必要とされることでどんどん変化してきている。といった内容の事が書かれていました。
 自然の現象ですから、いつ来るのか?どこに来るのか?縦に揺れるのか?横に揺れるのか?分かるはずもありませんし、それが分かっていれば対策も楽でしょうがないです。
 それが分からないから、いろんな可能性を過去の経験から試行錯誤で繰り返し改善に改善を重ねて対策を練っていくわけですね。

 私自身もしっかり学んで、それをちゃんと自分の仕事に落とし込んで、社会になくてはならない存在にまでなりたいものです。

目透かし天井を貼り替え

 近頃は新築でも和室が少ないので、組んだ廻り縁に目透かし天井や竿縁天井を貼る機会もウンと少なくなっているのではないでしょうか?
 建材屋さんが扱う目透かし天井も昔とは規格サイズが変わっていたり、貼り方が変わっていたりするので、同じ幅だと思って注文すると、寸法足らずになってしまったり、貼り方でも建材の仕様が変わっているので、最後の貼り終いで行き詰ってしまわないよう注意しつつ貼っていきます。

和室/座敷(上下)

比較的きれいなのですが、板自体が焼けて色落ちして白っぽく右にシミが浮いているのが気になる
天井を捲った所です。天井裏の状態はとてもキレイです。解体していても塵は少なかったように思います
下地の桟の状態も良かったので、吊り木の補強と高さ調整だけして貼っていくことができました。
断熱材も復旧して貼り終わり

廊下/縁側

昔、雨漏りがあった。ということで、そのシミがずっと気になっていた。と話されれていました。
廊下は幅が90㎝切れるので建材の注文時に余りを極力出さないように計算します。

今回の目透かし天井材

こちらのお宅に元々貼ってあった天井板の巾が445㎜だったのに対して
 建材カタログを見ると新しく貼る天井板は440㎜(関東間)と470㎜(関西間)でした。440㎜を選択すると、最大40㎜幅が足らなくなって天井廻り縁(壁と天井の境にある化粧桟)から外れてしまうほどギリギリになるので、当たり前のように従来通りで注文していたら大変なことになっていました。
 何度もお邪魔して採寸させてもらってよかったです。

 昔の目透かし天井材と違って、羽目板状に実(さね)が透かし目地になっています。
 以前は透かし目地板だけ別だったので、最後の貼り終いはコツが必要ですね。