今日は朝から「福井県木造住宅耐震診断士養成講習会」に参加し、丸一日学んできました。
最近各地で大きめの地震がたて続けに起きていますから、私も特に気合を入れて聴講してきました。

約70名くらいの参加だったそうです。

進化し続けている耐震診断
このテキストのはじめに、耐震診断法のこれまでの経緯が記されていたので抜粋します。
「本診断法のもとになるものが最初に作られたのは、昭和54年(1979)である。(中略)その後、日本海中部地震(昭和58年)の被害をきっかけとして昭和60年に改訂版が出された。しかしその後10年間はほとんど使われずにいたが、平成7年兵庫県南部地震(阪神淡路大震災、1995)の被害をきっかけとして一変した。この木造住宅の診断法が広く知られるようになり、同時に使われるようになった。その結果として内容の不備や改善点も指摘されるようになり、再度改訂版が出されたのが2004年版、そして現在の2012年版へ。」
といった耐震診断法が社会に必要とされることでどんどん変化してきている。といった内容の事が書かれていました。
自然の現象ですから、いつ来るのか?どこに来るのか?縦に揺れるのか?横に揺れるのか?分かるはずもありませんし、それが分かっていれば対策も楽でしょうがないです。
それが分からないから、いろんな可能性を過去の経験から試行錯誤で繰り返し改善に改善を重ねて対策を練っていくわけですね。
私自身もしっかり学んで、それをちゃんと自分の仕事に落とし込んで、社会になくてはならない存在にまでなりたいものです。